個人事業主として開業した初年度、私は確定申告の結果として算出される納税額について大きな勘違いをしていました。
巷では莫大な額の税金を納税せずに報道機関の注目の的になる人物を目にすることがしばしばで、それを見ていると私に課せられる納税額も多いのではないかと思っていたのです。
結果的には、私の稼ぎは微々たるもので住民税だけを納税するということになりました。
私の印象に残っている脱税事件で最も大きなものは、3億円の法人税を納めなかった事業者についてのニュースです。
彼は法律の穴をかいくぐりながら、長年に渡り多額の税金を納めないで事業を続けていました。
そのニュースを見ていると、個人事業主にもこの上なく多くの納税義務が課せられると信じて疑わなくなってしまったのです。
それを思った時には、すでに個人事業主としての開業届を提出していました。
そのため、当時としては必ず納税の義務が発生することになり私は現金が不足して生活が立ちゆかなくなるのではないかと恐怖で仕方がなかったのです。
個人事業主として初めての納税額決定書を見ると、私は基礎控除額に満たないほどの利益しか上げていなかったので、住民税の納税義務だけを全うすれば良いということになりました。
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